仁義を重んじ、弱きを助け強きを挫く者、それが「任侠」。
時代によって様々な形の「任侠」が存在しますが、そんなアウトサイダーたちを時にカッコよく、時に無法者として描く任侠映画は観ていて熱くなる映画ジャンルの1つです!
そこで、今回は「任侠映画人気おすすめランキング」として、30代~60代の男性に絞って調査を実施。昭和を代表するあの大スターの主演作から、粗暴者を演じさせたら天下一品のあの人の代表作まで、様々な任侠映画が目白押しの注目ランキングです。
1位に輝いたのは…!
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【任侠・極道映画人気おすすめランキング【最新版】】
第1位 仁義なき戦い(1973年)
第2位 極道の妻たち(1986年)
第3位 アウトレイジ(2010年)
観る人を強く惹きつけた血なまぐさい抗争と人間ドラマ!1位は仁義なき戦い(1973年)!
<投票者のコメント>
「初めて見た時の衝撃がすごかった」
「任侠映画の代名詞」
「深作欣二監督の真骨頂。当時としては斬新な演出でした」
見事1位に輝いたのは菅原文太さん主演映画「仁義なき戦い」。
舞台は終戦から間もない広島・呉、実際に起きた「広島抗争」を元に、とある経緯からヤクザ者となった広能昌三の戦いが描かれる物語。従来の勧善懲悪を軸とするヒーロー的な任侠像から脱した「現代ヤクザ映画」の傑作です。
シリーズ通しての主役となった菅原文太さんのワイルドな演技はもちろん見どころですが、ずる賢い山守組長を演じた金子信雄さん、小物感が溢れ出る槙原を演じた田中邦衛さんも最高です!「広島死闘篇」、「代理戦争」に登場する村岡組若衆頭の松永弘(成田三樹夫さん)は、荒々しい登場人物が多い中で冷静沈着な人物として描かれたこともあり、特にファンが多いそうです。